医療保険を選ぶ


主婦の方で「夫がメタボで、この先のことが心配。何かいい保険はないかしら?」と考えている方も多いことでしょう。

奥様が心配しているのをよそに、男の人は案外「大丈夫、大丈夫」と自分のからだのケアをせずに過ごす人が多いようです。

メタボは、何かからだに痛みがあるとか苦しいとかいう自覚症状がなく、普通に生活できるため、あまり重大な問題があるようには捉えられません。

そのまま同じような生活を続けてからだを放っておくと、将来糖尿病や高血圧などの生活習慣病にかかるリスクが高く、動脈硬化を招く可能性も出てくるのです。

長く健康でいられるために、そして医療費や保険料負担を抑えるためにも、積極的にメタボ対策に取り組んで体質を改善してほしいものです。

医療保険についてですが、現在では生活習慣病の保障も充実したものが多く発売されています。

メタボ気味で将来が不安という人は、保障内容と保険料をよく検討し、加入するのもよいでしょう。今まで加入自体が難しかった、糖尿病や高血圧を患っている人でも保障を受けられる商品を発売する保険会社も出てきているようです。

従来は保障に含まれていなかった部分まで保障されるようになり、またメタボ気味の人やすでに生活習慣病にかかっている人でも加入できる医療保険が増えつつあります。

しかし選択肢が広がり保障内容が充実されれば、その分支払う保険料がかさんでしまうのも事実です。
家計への負担も考え、慎重に選びたいところです。

メタボ健診は予防医療


メタボという言葉が広く知れわたり、メタボ関連の商品も次々に発売されていますが、実際にメタボ健診が始まるといよいよ対策を取っていかなくてはいけないな、と実感します。

さて、このメタボ健診はどのような目的で始まったのでしょうか。メタボと診断されたら保険料が上がるかもしれない、という話もあり、なんだかよくわからないけど不安に感じている人もいるのではないでしょうか。

現在、国全体の医療費のおよそ3分の1を生活習慣病が占めており、その数はまだ増加してきています。

このまま生活習慣病患者の数が増え、医療費が増え続けると、個人の負担額や、保険料まで上がってしまう可能性もあります。

そこで、将来生活習慣病にかかるリスクの高いメタボリック症候群(内臓脂肪症候群)の人を早めに見つけ出し、適切な指導をすることで、未然に病気を防ぎ、この先の医療費を抑えようというのがメタボ健診の目的のひとつです。

しかし、メタボ健診を義務化することで逆に医療費が増えてしまうのではないか、という意見もあります。

この取り組みはまだ始まったばかりで、将来的に本当に医療費の削減になるのか、まだ未知数な部分が多くあります。

しかし、個人個人に自分の健康状況を把握する機会を義務的にでも与えたことで、健康に対する意識が強くなれば予防医学の観点から見ればこの取り組みは成功と言えるのではないでしょうか。

目標は体重の5%減


勤務する会社で健康診断がある人は、「メタボと診断されると、厳しく指導されるらしい」なんていう噂を聞いたりしていませんか?

こんな噂がたつのも、健診受診率やメタボ社員の改善がみられない場合に健康保険組合が金銭的なペナルティーを科せられ、保険料にも影響してくる可能性があるからでしょう。

メタボ健診でメタボあるいは予備軍と診断されないために、急いで無理をしてダイエットをしても、体調を崩しては何にもなりません。

減量する時には、最初から無理な目標は立てないことです。

内臓脂肪が多く、メタボリック症候群にあてはまりそうな人がいきなり標準体重を目標とする必要はありません。

極端に肥満体型の人は別ですが、大体、今の体重の5%ほどを減らすことができれば、それだけでも生活習慣病になるリスクはかなり減らせるそうです。

そんな悠長なことを言っていたら、メタボ健診でひっかかってしまう、と心配になるかもしれませんが、例えばメタボと診断されたとしても、その後改善していけば問題はないのです。

もちろんメタボと診断されただけでは罰則などはありませんし、それだけで保険料があがることもありません。

安全に確実に減量するには、食事と運動のどちらが欠けてもいけません。

食事を減らすだけで運動をしなければ、脂肪以外の大切な筋肉や骨まで減ってしまいます。

メタボ健診は毎年行なわれるものですし、健康を維持するための検診のために無理なダイエットをして健康を損なっては意味がありません。

ただ痩せるための減量ではなく、健康になるための減量に努めてくださいね。

被扶養者のメタボ健診


健康保険組合の行なった調査によると、被保険者の健康診断受診率が68.0%であるのに対し、主婦などの被扶養者の受診率は17.8%と大きな差があることがわかりました。

被扶養者が健診を受けない理由は「特に症状がないから」「費用がかかるから」「時間がないし面倒」などがあり、他には「結果が怖くて受けたくない」という人もいました。

メタボや早期の生活習慣病などは、特に症状が出ないのが普通です。症状が出てから受診しても遅いのです。

健診を受けることで、早期に病気が発見でき、対応も早くできれば悪化させずに済みます。

費用面では、生活習慣病にかかってしまうと治療は長期にわたり、それこそ膨大な医療費がかかってしまいますし、そのための医療保険に加入する際にも症状があれば通常保険料が高くなります。

毎年の健診費用を節約するか、将来的な医療費を節約するか、保険料を安く抑えるか、よく考えてみてください。

時間がなくて、という人もいますが、健診は普通、半日もあれば終わります。

1年のうちのたった半日ですから、健診のメリットを考え、価値ある時間として費やしてほしいと思います。

「健診結果が怖くて」確かに異常がありますなんて言われたらドキッとしてしまいますよね。

メタボかもしれない、と自覚がある人はなおさら受けたくないと思ってしまうかもしれません。

でも健診の段階で発見できたのなら、すぐに治療や生活の改善を始めれば、悪化を防ぐことができるでしょう。

会社で働くお父さんはもちろんのこと、家庭を守るお母さんの健康も大事にしなくてはいけません。

年に一度の健診を受け、体調管理をしっかり行なってください。

メタボ対策の医療保険


太り気味の人が「メタボ」と呼ばれ、ちょっと肥満傾向にある子どもまで「プチメタボ」なんて言われるようになりました。

それだけ「メタボリック症候群」という言葉が大人も子どもも関係なく、広く世間に浸透してきているのですね。

社会的に、健康に対する意識が高いというあらわれかもしれません。

この波にのってメタボ対策商品がどんどん開発され、新しいダイエットグッズなども次から次へと発売されています。

「メタボ予防に」「脱メタボ」などという文字があちこちで見られるようになりました。そんな中、医療保険にもメタボリック対策とも言えるものが登場しています。

内容は、生活習慣病による入院や手術を手厚く保障してくれるもの。メタボリック症候群はそのままにしておくと生活習慣病にかかるリスクが大変高くなる状態なので、その生活習慣病に対応しているという点で「メタボ対策保険」なのでしょう。

また、手厚い保障があればその分、保険料が高くなってしまうのが通常なのですが、お手頃に保険料を設定している商品も出ています。

解約時の払い戻し金をゼロとしたことで、手頃な保険料が実現した、とのことです。

それぞれの保険会社がアイデアを絞って、加入者のニーズに答えられるようないろいろなパターンの商品を発売しています。

どれもよく考えられた保険ですので、どれを見てもよい保険に思えてしまうかもしれません。

いくつかの保険会社の商品が、保障や保険料の面から比較できるサイトもありますので、そちらを見ても参考になると思います。

備えあれば憂いなし、とは言いますが、保険はひとつの備えとして、まずは病気の予防に努めることに労力を使ったほうがいいかもしれませんね。

メタボ健診による金銭的負担


メタボ健診により保険料の負担が増えるのでは、という話も出ているようで、世間的にはマイナスのイメージで捉えられていることも否定できません。

特定健診でメタボと診断されると、その人の保険料が上がるというわけではなく、メタボ健診を行なった医療保険者がメタボ減少率や検診受診率などの結果によって高齢者医療への支援金を増減額される、というものです。

医療保険者が負担する金額が増えれば、保険料アップにつながるのでは、という可能性から「メタボだと保険料が上がる」という話が出たのかもしれません。

しかし実際のところ、保険料が上がらなくてもメタボ健診の義務化によってなんらかのかたちで個人個人の金銭的な負担が増すのは事実です。

まずメタボ健診をうける費用です。この費用に関しては、無料化にするという自治区もありますが、全体ではありません。

また0円のところから2000円程度の費用がかかるところもあり、その健診費用の開きが新たな問題にもなっています。

そしてメタボと診断された場合の治療費や、病院へ通う際の交通費など…

メタボ健診が義務化されることで、これらの出費を強いられることになり、いまひとつ積極的に受診できない人もいて当然かもしれません。

将来的に医療費を抑えられる、と言われても、今健康であればメタボ健診への出費はムダと思えるかもしれません。

しかし会社で健康診断を行なってくれるところはともかく、専業主婦の人などの多くは普段、自分のからだのことはあまり構えないままでいるのではないでしょうか。

確かに多少の出費はありますが、このメタボ健診の義務化を自分の健康状態を把握しておくチャンスと捉えて、積極的に受けてみてはどうでしょうか。

メタボ対策グッズ


メタボ健診が義務化されたことで、メタボリック症候群というものが身近なものになってきました。

メタボ健診においては、その受診率やメタボ減少率などの結果によって、医療保険者が後期高齢者医療制度への支援金を増額されたり減額されたりします。

その結果、保険料にも影響してくるかもしれない、ということで、企業挙げてのメタボ対策に取り組むところも増えています。

社会的に健康管理やエクササイズへの関心が高まり、メタボ対策グッズもいろいろなものが発売されてきています。

メタボは日々の生活習慣を改善することで解消されるため、毎日の生活に取り入れやすいものが人気の商品となっているようです。

注目を浴びているメタボ対策グッズには次のようなものがあります。

●体組成計
 体重、体脂肪に加え、内臓脂肪、筋肉力、基礎代謝などが計測できます。
 特に内臓脂肪はメタボの象徴であり、また生活習慣病と深い関係があります。
 毎日の測定で自分のからだの状態を把握し、メタボ予防に努めましょう。
●エクササイズプログラムDVD
 リズムに乗って楽しくエクササイズ!
 ただし続けられるかどうかは、意思の強さによるでしょう・・・
●Wii Fit
 BMI値やバランス年齢などがチェックできます。
 また、筋トレメニューなど、40種類以上のゲームが収録されているので、楽しくダイエットできるでしょう。
 これはメタボ対策でなくても欲しいかもしれません。

「メタボ健診の結果によっては厳しい保健指導があるみたい」「メタボが増えると保険料が上がるかも」と心配していても始まりません。

メタボにならないように、もしくはメタボの基準値から少しでも遠退くように、毎日の生活の中で無理なくやれることから始めてみませんか?

企業におけるメタボ対策


国はメタボ社員の減少率に改善が見られない企業の健康保険組合に対して、高齢者医療への負担金を増額することを視野に入れているそうです。

保険料の増額も考えられるため、企業側も社員のメタボ対策に力を入れざるを得なくなってきました。

現在の日本では、国全体の医療費のおよそ3分の1が生活習慣病に費やされていると言われます。

各企業において工夫を凝らして対策をとっていますが、中でも社員食堂でのメタボ対策に力を入れているところが多くあります。

全メニューにカロリー表示をし、社員ひとりひとりが自分で食べたもののカロリーを計算しセルフケアがしやすいようになっていたり、管理栄養士の考案した低カロリー定食を日替わりで用意しているところもあります。

社員向けにカロリーを抑えたメニューの調理実習を行なっているところもあります。

普段めったに自炊しない人でも、外食から家での食事に切り替えるよい機会になるかもしれませんね。


会社の施設にプールやサウナ、トレーニングマシーンなどを備えた企業では、社員は休み時間や就業後に利用しますが、家族も有料で利用できるシステムにしているため、昼間でも有効に使われているそうです。

メタボは生活習慣が原因でなってしまうものなので、家族ぐるみでその生活習慣を改めていくには、このシステムは良いですね。

社員の健康管理も会社の責任かも知れませんが、自分のからだのことをまったく会社に任せきりになるのもどうかと思います。

特にメタボになってしまうのは生活習慣の積み重ねですから、家庭での生活を自分で改善していくことがまず第一でしょう。

会社のサポートを受けながら、使える制度は上手に利用して、将来の医療費や保険料を抑えられるよう健康を維持してください。

メタボ対策と喫煙対策


特定健診(メタボ健診)が、始動した今でも賛否両論あるようです。

生活習慣病にかかる可能性を早期に発見して適切な指導を行ない未然に病気を防ぐため、そして将来の医療費を抑えるため、ともっともな目的があり、納得もできます。

この取り組みが果たして妥当なのかどうか、それは疑問が残るところでもあります。

疑問点として挙げられるのは、健診受診率やメタボ減少率に改善が見られなかった場合にペナルティーが科せられることです。

これは健診を行なう医療保険者にかかる負担金が増額されるもので、メタボと診断された個人に直接罰則金が請求されるわけではありません。

この負担金というのは後期高齢者医療への支援金なのですが、メタボ健診を進めるためのペナルティーとされると、「メタボ=肥満」と認識されている社会では、太っている人を疎外する風潮になってしまわないか不安があります。

この制度のために保険料が上がるなんていうことが起きれば、太っている人に対して「あなたがいるから保険料が高くなる」などと言う人も出てくるかもしれません。

メタボと同様に生活習慣病に大きく影響を及ぼすものに「喫煙」があります。喫煙は肥満と違って本人のみならず、周囲の人も巻き込んで健康に害を及ぼします。

本来なら、国を挙げてメタボ対策に乗り出す前に、喫煙対策を行なうほうが妥当だったのかもしれません。

・・・とここでメタボ対策か喫煙対策か、と議論するより、やはり自分のからだのことですから、自分で気をつけていきたいですよね。

義務化されたメタボ健診ですが、せっかくの機会ですから積極的に受け、これからの健康習慣に役立てていきたいものですね。